衆院選にらみ野党再編構想加速へ 都知事選、乱立で票分散

2020/7/6 1:30
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東京都知事選の結果を踏まえ、次期衆院選に向けて野党の再編構想が再び加速する見込みだ。

都知事選で候補の応援に駆けつけた(左から)社民党の福島党首、共産党の志位委員長、立憲民主党の枝野代表、野田前首相(6月28日午後、東京・銀座)=共同

立憲民主党などは野党統一候補の擁立を模索したものの不調に終わった。2019年の参院選で議席を獲得したれいわ新選組の代表として都知事選に出馬した山本太郎代表もふるわなかった。

社民党の吉田忠智幹事長は「反小池票が分散して伸び悩んだ」と談話で指摘した。

自主投票だった国民民主党は支持が3つに分かれた。平野博文幹事長や小沢一郎氏は宇都宮氏の応援に入り、馬淵澄夫氏は山本氏の街頭演説に加わった。前原誠司氏は日本維新の会が推薦する小野泰輔氏を支援した。

衆院選の選挙区は知事選と同様に1つの選挙区で1人しか当選しない。今回のように野党候補が乱立すれば与党に有利に働くことになる。

立民と国民民主の両党は支持母体の連合を介して合流を探る。8月中に新型コロナウイルスの収束後の社会像をとりまとめる。衆院選をにらんで合流の環境を整える狙いがある。立民の長妻昭選挙対策委員長は合流について「今回の戦いを踏まえて加速しないといけない」と語った。

衆院議員の任期満了まで1年4カ月を切り、両党内からは年内の衆院解散・総選挙への警戒が出ている。国民民主内には前原氏ら保守系議員を中心に共産党と接近する立民に対する懸念もある。

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