コロナ対策で開票朝まで 選管、人数減らして対応

都知事選2020
2020/7/5 15:00
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5日投開票の東京都知事選では、新型コロナウイルス対策として、開票所のスタッフを削減して対応する自治体が目立つ。通常の開票作業では、作業台を職員らが取り囲み、全員で一気に投票用紙を仕分けていくが、今回は効率よりも感染症対策を優先して取り組む。

2019年参院選の開票作業の様子(東京都千代田区)

都選挙管理委員会によると、コロナ対策で通常の想定よりも開票終了時刻が遅れるのは62区市町村のうち、千代田区や新宿区など37区市町村。多くが30分~1時間程度の遅れを見込む。

足立区選管は、作業台の1台当たりの職員数を減らして職員間の距離を取る。前回知事選の半数以下、約200人での開票作業のため、終了予定時刻は前回の午後11時半から約6時間遅い6日午前6時となる見通しだ。都内で最も遅い終了時刻となる。

午後9時から開票を始め、9時間にわたる長丁場。仮眠や軽食の時間も設ける異例の対応となる。区選管の担当者は「仮に開票所で職員が感染すれば、多くの職員が自宅待機になり、行政サービスの業務に支障が出る恐れがある。万全の態勢で作業にあたりたい」と話している。

人数削減のため、投票用紙の整理を機械で行って作業効率を高める選管もある。

目黒区では4月の区長選で新たに用紙の向きを自動でそろえる機械を試験的に導入した。政府の緊急事態宣言下だったこともあり、作業予定だった20人が辞退し、開票への影響が懸念されたが、10分程度の遅れにとどまった。

今回の知事選でも6台を活用しつつ、職員を前回知事選から約100人減らした135人で対応する。通常の想定よりも1時間遅い終了を見込むが、区選管は「ここで機械に威力を発揮してほしい。もちろん職員も頑張って、速やかに開票を進めたい」と意気込んでいる。

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