常磐線双葉駅に七夕飾り 復興願い避難者ら

2020/7/4 16:13
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東京電力福島第1原子力発電所事故の避難指示が3月に解除されたJR常磐線双葉駅(福島県双葉町)で4日、避難を続ける町民が七夕飾りを設置した。復興への願いが込められた色とりどりの飾りが14日まで駅の利用者を迎える。

JR常磐線双葉駅に設置された七夕飾り(4日、福島県双葉町)

JR常磐線双葉駅に設置された七夕飾り(4日、福島県双葉町)

同県いわき市に避難する町民の自治会「いわき・まごころ双葉会」の会員15人が駅に集合。入り口付近に高さ約4メートルの手作りの七夕飾りを6個つるした。同会は2013年以降、毎年8月に同市で開かれる七夕まつりで飾りを展示。20年は新型コロナウイルス禍でまつりが中止となり、駅への設置を決めた。

同会の石田翼さん(76)は「ふるさとに帰った町民に見てほしい」。大橋庸一さん(78)は「双葉が復興に向けて前進していると全国に発信したい」と笑顔を見せた。

福島第1原発がある町は原発事故で96%が帰還困難区域に指定。3月の常磐線運転再開に合わせ、残る4%と双葉駅周辺に限り避難指示が解除された。全町民約5800人は今も県内外で避難を継続。町は22年春の帰還開始を予定する。

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