東京都で131人感染 小池知事「都外への移動自粛を」

2020/7/4 15:10 (2020/7/4 21:37更新)
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東京・新宿を行き交うマスク姿の人たち(3日午後)=共同

東京・新宿を行き交うマスク姿の人たち(3日午後)=共同

東京都は4日、新型コロナウイルスの感染者が新たに131人確認されたと発表した。新規感染者が3桁になるのは3日連続で、緊急事態宣言解除後の最多を更新した。小池百合子知事は「近隣の県でも陽性者が増えている。不要不急の他県への移動は遠慮してほしい」と都民に呼びかけた。

131人のうち10~30代が102人と約8割に上った。感染経路が分かっていない人は46人で全体の約3割を占める。武蔵野市の幼稚園での集団感染も確認され、これまでに子ども2人を含む計5人が感染している。

都内では新宿や池袋を中心としてホストクラブなど「夜の繁華街」関連の感染者が増えている。131人のうち夜の街関連は62人。地域別では新宿エリアが52人、池袋エリアが2人だった。都は夜の街への外出を控えるよう呼びかけている。

西村康稔経済財政・再生相は4日の記者会見で、病床の確保などを理由に「緊急事態宣言を直ちに発出する状況ではない」と述べた。これに先立ち内閣府で会談した小池知事とも認識を共有した。

安倍晋三首相は首相官邸で西村氏らと協議し、宣言を出す状況ではないとの認識で一致した。

小池氏と西村氏の会談には、吉住健一新宿区長、高野之夫豊島区長も同席した。夜の街の従業員や利用客に感染防止のガイドラインを守るよう呼びかけることを決めた。

会談後に取材に応じた小池氏は、感染者数の増加について、新宿区や豊島区が夜の街を中心に積極的に検査した結果と強調。「できるだけ多くの人に検査を受けてもらいたい」と話し、他の市区町村と新たな協議会を設置し、検査への協力を呼びかける方針も示した。

4日は東京と隣接する埼玉県で27人、神奈川県で20人、千葉県で15人の感染が判明。大阪府でも17人となった。鹿児島県では23人が確認された。鹿児島市は19人がクラスター(感染者集団)が発生したとみられるショーパブの関連と公表し、県が確認した1人も来店客の濃厚接触者。県内の感染者は計74人となり、うちショーパブ関連が50人を超えた。

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