日本初「いちご学科」の概要公表 栃木の農業大学校

2020/7/3 18:53
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栃木県は2021年4月に県農業大学校(宇都宮市)に設置する日本初の「いちご学科」の概要を公表した。イチゴの栽培技術や経営ノウハウを学び、卒業後は県内で円滑に就農できるような仕組みを整える。同県はイチゴの収穫量が18年まで51年連続全国1位の「いちご王国」。農家の減少や高齢化が課題となっており、新たな人材を確保して生産能力を維持したい考えだ。

栃木県は「いちご学科」の創設で大規模イチゴ経営を目指す人材を育てる(写真はいちご学科のポスター)

在学期間は2年で、定員は10人。卒業後に県内で就農を希望する、高校を卒業した人か、21年3月に卒業見込みの人が受験できる。年齢の上限はない。入学料は5650円、授業料は年12万4800円。入試は12月に実施する。イチゴ農家で実習もし、優れた栽培技術や経営能力を持ったイチゴの大規模経営を目指す人材を育てる。

広報活動にも力を入れる。SNS(交流サイト)や特設サイトで発信するほか、東京駅や秋葉原駅でデジタルサイネージ(電子看板)広告を掲載する。いちご王国の「国王」である福田富一知事は「若い人に応募してもらい、栃木のイチゴを世界に届けて喜んでもらう役割を担ってほしい」と話している。

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