東京都で連日100人超感染、全国で249人 解除後最多

2020/7/3 18:51 (2020/7/4 0:13更新)
保存
共有
印刷
その他

マスク姿の人が行き交う繁華街(3日、東京都新宿区)

マスク姿の人が行き交う繁華街(3日、東京都新宿区)

東京都は3日、新型コロナウイルスの新規感染者が124人確認されたと発表した。主な地域別の内訳は新宿エリアが48人、池袋エリアが3人で、20~30代の若い世代が全体の8割を占めた。2日連続で3桁となり、緊急事態宣言解除後の最多を更新した。接待を伴う飲食店など「夜の繁華街」の従業員らを中心に感染が広がっている。

小池百合子知事は3日の記者会見で「検査を受ける若い人たちが増えていることが背景だ。ただ(感染経路の)調査中が多いのも気になる」と述べた。124人のうち3割が感染経路不明で、市中での広がりが懸念されている。

小池氏は、飲食店などへの休業要請については「慎重な判断が必要だ。国の緊急事態宣言が行われた場合は専門家の意見を踏まえたうえで判断する」と語った。「都民の命を守ることをベースに社会経済も守る」とも述べ、感染拡大防止策と経済の両立を進める立場を改めて強調した。

安倍晋三首相は3日、首相官邸で西村康稔経済財政・再生相らと協議し、緊急事態宣言を再発令する状況ではないとの認識で一致した。政府関係者は「4月の発令時と比べ、検査の陽性率や病床の逼迫度が大きく異なり第2波とは言えない」と述べた。

国内では3日午後11時半現在、東京都分を含め249人の感染が新たに確認され、宣言解除後の最多を更新した。1日当たりの感染者が200人を超えるのは5月3日以来で、ほかに埼玉26人、千葉9人、神奈川24人、大阪11人、鹿児島30人など。鹿児島の新規感染者の多くはクラスター(感染者集団)が発生したとみられるショーパブの客らだった。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]