シスメックス、コロナ重症化の予測サービス開始

2020/7/3 18:50
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シスメックスは3日、新型コロナウイルス患者の重症化リスクを予測する検査サービスを始めたと発表した。重症化に関わるとされる6種のたんぱく質の量などを分析する。まず研究用として、医療機関や製薬企業から検体を送ってもらい、神戸市内にある同社の施設で受託測定する。検査法確立やワクチン開発に役立ててもらう。

細胞は体内に入ったウイルスに攻撃されると、たんぱく質「サイトカイン」を分泌する。同物質が免疫細胞にウイルスの存在を伝えることで、感染した細胞を免疫細胞が破壊する。ただ一部の人では、過剰な免疫細胞が肺など正常な細胞や組織まで攻撃するようになるという。この現象が新型コロナの重症化にも影響しているとされる。

シスメックスは血中の6種のサイトカインを調べ、量などの解析データを依頼主に提供。重症化の予測や治療効果確認などで活用してもらう。

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