新潟・長野、20年上半期の倒産件数増加 新型コロナ関連が押し上げ

2020/7/3 17:38
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東京商工リサーチによる2020年上半期(1~6月)の新潟、長野両県の倒産状況(負債額1000万円以上)の調査結果が3日、出そろった。新潟の倒産件数は46件で前年同時期から4件増え、長野は42件で5件増加した。新型コロナウイルス関連の倒産は長野で8件、新潟で6件発生し、1~6月全体の件数も押し上げた。

全体の倒産件数は新潟、長野ともに過去30年で2番目に少ない水準だが、東商リサーチ長野支店は「新型コロナの終息までの期間が長引けば倒産の増加は避けられない」とみている。

負債総額は新潟県内が94億円で45%増加した。長野県内は116億円で8%減った。新潟では前年同時期にゼロだった負債額10億円以上の大型倒産が20年上半期には3件発生。長野では19年の上半期に3件発生した大型倒産が20年は1件少なかった影響が出た。

過去30年の上半期の倒産件数は新潟、長野ともに19年に最少を更新し、20年も前年に次ぐ低水準にとどまっている。ただ、東商リサーチの新潟支店は「ここ数年の倒産は記録的な減少が続いていたが、新型コロナで資金繰りが厳しい企業も増えており予断を許さない状況が続く」と指摘する。

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