需給ギャップ、3年ぶり低水準 輸出・消費低迷

2020/7/3 17:03
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日銀は3日、日本経済全体の需要と潜在的な供給力の差を示す「需給ギャップ」が1~3月期にプラス0.29%だったと発表した。需要超過を示すプラス圏は維持したものの、超過幅は2019年10~12月期(プラス1.07%)から大幅に縮小した。17年1~3月期以来3年ぶりの低水準となった。

1~3月期は世界的に新型コロナウイルスの感染が徐々に広がった時期で、中国や米欧向けの輸出が大きく減少していた。工場稼働率の低下に伴って労働時間が減ったほか、外出自粛による個人消費の低迷も影響した。

日銀は先行きについて「4月以降は一段と新型コロナの感染が拡大しており、需給ギャップはより低下している可能性が高い」としている。需要超過幅が縮小したり需要不足に陥ったりすれば賃金の下落や個人消費の停滞を招き、物価の下落につながりかねない。

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