羽田イノベーションシティ開業 研究施設や飲食店が入居

2020/7/3 13:19
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羽田空港の旧ターミナル跡地に3日、研究開発と飲食店などの複合施設「羽田イノベーションシティ」が開業した。空の玄関口に隣接する地の利を生かし、企業の研究開発やビジネスマッチングの拠点になる。飲食店や日本文化を体験できる施設なども設け、国内外の観光客も呼び込む考えだ。新型コロナウイルス流行の影響で一部施設は開業時期を延期した。

羽田空港の旧ターミナル跡地に新しい研究開発と商業の複合施設がオープンした

オープニングセレモニーに臨む羽田みらい開発の山口皓章社長(中)と松原忠義・大田区長(左)ら

鹿島大和ハウス工業など9社が出資する羽田みらい開発(東京・大田)が運営する。山口皓章社長は3日、「新産業創出の拠点としてさまざまな企業を招致したい」と話した。京浜急行電鉄と東京モノレールが乗り入れる天空橋駅に直結し、鉄道を通じて羽田空港と行き来できる。開業初日、家族連れの近隣住民などが多く訪れた。

イノベーションシティにはデンソーの自動運転技術に関する研究施設や、全国の信用金庫が連携して中小企業のビジネスマッチングを行う拠点などが入居する。羽田エリアは国家戦略特区に指定されており、自動運転車を公道で実証できる環境整備が進められている。

貸会議室や最大670人収容できる多目的ホールをもつ「コングレスクエア羽田」では国際会議や展示会、企業の研修需要を見込む。このほか約3000人収容できるライブホールも設けた。

新型コロナの影響で開業が遅れた施設もある。京急系が運営するホテル「京急EXイン」は3日の開業を見合わせ、開業時期を未定としている。複数の飲食店も開業を延期し、9月までのオープンを目指している。

羽田みらい開発は今回開業したエリアの隣にさらに先端医療研究の拠点など2棟のビルを建設しており、全面開業は2022年を予定している。

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