ルネサス、センサー制御の半導体 待機時も省エネ

2020/7/3 9:45
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ルネサスエレクトロニクスはセンサーから得られるデータを省電力で処理できる半導体製品を開発した。動作時だけでなく、待機時の消費電力量も抑制できるのが特徴で、センサーの小型化やバッテリーの長寿命化につなげられる。あらゆるモノがネットにつながるIoT機器向けの用途を開拓する。

同社の製品群「RE01」の新製品は約3ミリメートル四方と小型で、消費電流は動作時だと25マイクロ(マイクロは100万分の1)アンペアで、待機時は400ナノ(ナノは10億分の1)アンペア。半導体デバイスの性能を評価する業界団体「エンベッド・マイクロプロセッサー・ベンチマーク・コンソーシアム」(EEMBC)に、世界2位の省エネ性能だと認められたという。

スマートホームやインフラの監視向けなどのセンサーのデータを処理する機器は、環境の変化をセンサーが検知したらすぐに動かせるように、待機状態でとどまっていることが必要だ。新製品は待機時と動作時の電力の消費量を小さくできるため、センサーの電池を長持ちさせ、メンテナンス作業を減らせるという。

このほどサンプル出荷を開始し、7月末に量産出荷する予定だ。64ピンのパッケージ品を1万個一括購入する場合の価格は1個あたり税別3.33ドル。

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