ソフトバンクG出資の米保険レモネード上場 340億円調達

【ニューヨーク=野村優子】米保険スタートアップのレモネードが2日、ニューヨーク証券取引所に上場した。調達金額は3億1900万ドル(約340億円)だった。IT(情報技術)と保険が融合する「インシュアテック」企業として注目されており、2019年4月にソフトバンクグループから3億ドルの出資を受けている。
レモネードは人工知能(AI)を活用し、保険加入の手続きなどを効率化したビジネスモデルで知られる。公開価格は29ドルと予想レンジ(26~28ドル)を上回り、調達金額も当初予定の2億9700万ドルから3億1900万ドルに引き上げられた。市場期待は高く、2日の終値は69.41ドルと公開価格の2.4倍に膨らんだ。
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