液晶パネル反転上昇 TV販売、給付金で欧米など復調
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テレビ向け液晶パネルの取引価格が3カ月ぶりに上昇した。指標品の6月の大口取引価格は前月比約2%前後高い。新型コロナウイルス対策で欧米など各国政府が進める給付金支給の後押しもあってテレビ需要が回復してきた。年末商戦に向けテレビメーカーのパネル調達も増えている。今後数カ月はパネル価格の上昇が続くとの声がある。
指標となるオープンセル(バックライトがついていない半製品)の大口価格は、大型テレビ向けの5...
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