石化協会長に三菱ケミカルの和賀社長が就任

2020/7/2 20:53
保存
共有
印刷
その他

石油化学工業協会(東京・中央区)の会長に三菱ケミカルの和賀昌之社長が2日、就任した。同日の就任記者会見で和賀会長は「石油化学業界は新型コロナウイルスの感染拡大により、大きな影響を受けている」との認識を示した。生産設備の削減については「稼働率はいずれ戻ってくる。渦中にあり今は検討できない」と語った。

記者会見する石油化学工業協会の和賀昌之会長(右)

化学製品の基礎原料であるエチレン生産設備の稼働率は好不況の目安となる90%を3月、5月に下回った。和賀会長は「各産業が(新型コロナの)特殊事情によって稼働率が低下している」とした上で、生産設備の削減については「回復の状況やスピードを見なければならない」と述べた。

経済産業省が非効率な石炭火力発電所を休廃止させる方針を示したことに関連して「石油化学事業者として二酸化炭素(CO2)排出量削減は重く受け止めている。製品ごとに排出量を細かく管理していくことが重要だ」との認識を示した。

和賀会長は森川宏平前会長(昭和電工社長)と同様に、協会として設備の保安安全確保やグローバル化にも力を入れる考えも示した。任期は2年間の予定。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]