ダイナブック「年末にも上場」 シャープ戴会長兼CEO

2020/7/2 22:00
保存
共有
印刷
その他

【台北=伊原健作】シャープの戴正呉・会長兼最高経営責任者(CEO)は2日に台北市内で記者会見し、東芝から買収したパソコン子会社のダイナブック(東京・江東)について「今年末までに上場できると期待している」と表明した。これまでは2021年の上場を目指していたが、前倒しする可能性がある。

記者会見するシャープの戴正呉会長(2日、台北市内)

台北市内で開いた製品発表会後の記者会見で明らかにした。シャープは18年にダイナブックを約40億円で買収。シャープの親会社で、戴氏の出身母体である台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業流のコストダウンなどの経営改革を進めており、戴氏は「買収から3カ月で黒字化した」などと順調だとアピールした。

また新型コロナウイルスの影響については「徐々に回復している」と強調したが、「米国の感染第2波は深刻で、日本も感染が増えてきた。21年3月期の業績を予想するのは非常に難しい」とも述べた。21年3月期の業績予想は8月をメドに開示するとしてきたが、先行きが見えない。

シャープでは6月末の株主総会で、会長兼社長を務めてきた戴氏が会長兼CEOとなり、野村勝明氏が社長兼最高執行責任者(COO)に就いた。戴氏は「新型コロナの影響で2月から日本に戻れていない」と話した。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]