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生産ロスのブルーシート素材、バッグに加工 萩原工業

売り上げの3割寄付

合成樹脂繊維大手の萩原工業は2日、ブルーシートなどの生産ロスの生地をトートバッグに加工する取り組みを始めると発表した。売り上げの3割を、本社がある岡山県倉敷市を含む瀬戸内地方での災害復興や防災・減災のための基金に寄付する。産業廃棄物としてスクラップ処理していた素材の有効活用や環境保護に加えて、地域貢献につなげる考えだ。

新プロジェクト「BRIDGE SETOUCHI」は、熊本地震の復興を支援する一般社団法人、西日本豪雨災害の復興支援に携わる公益財団法人や社会福祉法人との共同企画だ。バッグは外側にブルーシート用、内側に化学原料向けコンテナバッグ用の合成樹脂繊維を使用。巻き上げ工程の際にシワが付いた部分を活用し、別会社の県内の工場で加工する。

SとMの2サイズがあり、価格はそれぞれ3800円、4800円(いずれも税別)。10日から百貨店の天満屋岡山本店(岡山市)や福山店(広島県福山市)、萩原工業の通販サイトなどで販売する。月に50~100個の生産・販売を見込んでおり、売り上げの3割を寄付する。今後も瀬戸内地方全域を対象に、プロジェクトに参加する企業や団体を募る。

これまでも使用済みのブルーシートをリサイクルして、バッグに加工する取り組みはあった。しかし耐久性が低く、材料の確保の面でも限界があった。萩原工業の浅野和志社長は「地域に密着した活動に育てたい」と意気込みを見せた。

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