LIXILと熊本赤十字病院、動かせる隔離室を研究

2020/7/2 17:56
保存
共有
印刷
その他

LIXILは2日、医療機関向けの移動可能な隔離スペースについて、熊本赤十字病院(熊本市)などと共同研究を始めたと発表した。新型コロナウイルスなどの感染防止や災害時の対応を目的に、2021年3月31日まで実施。医療現場で機能や有効性を検証する。

熊本赤十字病院に設置された移動可能な隔離スペース

共同研究はLIXILが仮設トイレなどとして開発した「withCUBE」を医療向けに改良し、熊本赤十字病院に設置した。2.4メートルの立方体で広さは4.5畳ほど。19枚のパネルを工具1つで組み立て・分解できるという。病床ごと入退室できるように入り口が広がり、内部は換気用の窓やコンセントを設置している。

感染者を一時的に隔離するスペースのほか、臨時の診療室や医療スタッフの宿泊所として利用することを想定。平常時は患者との面談場所、コロナ流行下では発熱症状がある患者の受け入れなどに利用できないか検討している。同病院は「巨大複合災害から多くの命を守るためには移動可能なインフラが重要。最適な空間ができるよう提案していきたい」と話した。

共同研究は2者のほか、GK設計(東京・豊島)も参加している。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]