子どものキャッシュレス 残高や利用履歴、親が確認
ポイント賢者への道(172)

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2020/7/9 2:00
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写真はイメージ=PIXTA

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筆者には子どもが3人います。4月から全員小学生になり、電車の利用に小児用PASMOを持たせています。子どものキャッシュレスで困るのが残高や利用履歴の管理です。夫婦の場合はクレジットカードの家族カードで対応できます。家族カードを発行すると、本会員が家族会員のカード利用履歴などを管理できます。しかし、家族カードを申し込めるのは基本的に18歳以上です。

子どもが持てるカードとしては事前チャージ式のプリペイドカードがあります。基本的に年齢制限はなく、審査不要で申し込みが可能ですが、残高などの管理が面倒でした。そんな家族の課題を解決したサービスが、三井住友カードが3月から開始した「かぞくのおさいふ」です。子どもに持たせたVisaプリペイドカードの利用履歴などを親が確認できるのです。

かぞくのおさいふには「共通のおさいふ」と「個別のおさいふ」があり、それぞれでプリカを発行します。事前にクレカなどで共通のおさいふにチャージをし、そこから個別のおさいふにお金を移します。子どもが使うのが個別のおさいふで、残高の範囲内でプリカが利用できる仕組みです。子どもの残高が不足したら、親が共通のおさいふからお金を移します。

Visaのプリカは小学生以上が申し込めるため、塾や習い事に行く子どもに持たせることができます。Visa加盟店での利用時には後日0.25%分のキャッシュバックもあります。

親が子どものプリカの利用履歴などを確認できるので、おかしな買い物や残高不足に気づくことができます。オンラインゲームの課金などに使えないような設定もできて安心です。今後、このような家族向けサービスが増えていくと、さらにキャッシュレス化が進むかもしれません。

菊地崇仁(きくち・たかひと)

 北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。
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