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ギックス、新型コロナの影響を除外した商圏分析

データ分析のギックス(東京・港)はこのほど、新型コロナウイルスが発生していなかった場合を想定した商圏分析サービスを始めた。同社は携帯電話の位置情報などのデータを使い滞在人口を推計している。商圏が本来持つ集客力を把握し、外出自粛から人出がどれだけ回復しているかを確認できるようにする。

同社はドコモ・インサイトマーケティング(同)が500メートル四方ごとに提供する携帯電話の位置情報を基にした滞在人口データに、天候やイベントなど別の情報を組み合わせて独自の滞在人口の推計・予測を算出してきた。

ただ、従来の予測は直近のデータを使って計算しており、新型コロナによる外出自粛などの影響を受けて各地域が持つ「本来のポテンシャル」(同社)が必ずしも反映されていなかった。

このほど過去の5年のデータを基に、新型コロナの発生がなかった場合の予測値を「パラレルワールド」として出せるようにした。店舗の出退店を検討する企業などの利用を見込む。利用企業が分析しやすいように、直近2週間のデータについてCSV形式でダウンロードできるようにもした。

ギックスは2012年に設立され、JR西日本の投資子会社のJR西日本イノベーションズ(大阪市)などが出資している。(花田亮輔)

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