814人の遺族捜して 広島市、原爆死没者名簿発送

2020/7/2 10:24
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広島市は2日、平和記念公園(同市中区)にある原爆供養塔に納められた約7万人の遺骨のうち、引き取り手のない原爆死没者814人分の名前が書かれたポスターを、全国の自治体や被爆者団体に発送した。10月末まで掲示してもらい、情報提供を求める。

原爆死没者814人分の名前が書かれたポスターの発送作業(2日、広島市役所)=共同

市によると、ポスターは都道府県や市町村など1970カ所に送り、市のホームページにも掲載する。名前だけが書かれた死没者がほとんどだが、住所や被爆時の年齢が載っている人もいる。

2019年度は市に約10件の問い合わせがあった。うち広島県内の遺族からの相談で、名簿に記載された名字の漢字などが違うが住所は一致した例があり、市が遺骨の返還に向けて調整している。

掲示によって遺族が判明し、遺骨を引き渡したのは10年度以降は2例のみで、17年が最後。問い合わせは市原爆被害対策部調査課。〔共同〕

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