日本車6社、4~6月の米新車販売34%減 6月は改善

2020/7/2 6:16
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【ニューヨーク=中山修志】トヨタ自動車など日本車メーカー6社の4~6月の米新車販売台数は前年同期比34%減の107万8000台だった。新型コロナウイルスの影響による外出制限や4~5月の販売店の営業休止が響いた。米国の経済再開に伴い、5月半ば以降は販売が持ち直している。

6月末までにほぼ全店が営業を再開した(カリフォルニア州のトヨタの販売店)=ロイター

4~6月の販売はトヨタが35%減、ホンダが28%減だった。過去の値下げ販売の反動でコロナ危機前から販売が低迷していた日産自動車は50%減と大きく沈んだ。1~6月の6社の合計販売は同26%減の236万4000台だった。

自動車業界では当初、4~5月の販売が8割近く落ち込むとの見立てもあったが、4月の5割減を底に改善している。単月の実績を開示していない日産と三菱自動車を除いた4社の合計では、4月が前年同月比52%減に対し、5月が21%減、6月が19%減と下げ幅が縮小した。

マツダの販売店幹部は「顧客の戻りが思っていたより早い」と話す。マツダは新型の多目的スポーツ車(SUV)の投入効果もあり、6月の販売が前年を上回った。北米ホンダのデイブ・ガードナー副社長によると、販売は5月半ばから上向いており、2カ月近く生産が止まったことで「ディーラーの在庫が不足気味だ」という。ホンダは4日の独立記念日を挟んだ連休の一部を稼働日に切り替えて挽回生産する。

4月に3割近くが休止に追い込まれた全米の販売店は、6月末までにほぼ全店が再開した。だが、多くの州では経済再開後に感染者数が再拡大しており、「営業や生産が再び制限されれば長期低迷に陥る」(メーカー幹部)との懸念も広がる。

1日発表した米ゼネラル・モーターズ(GM)の4~6月の米国販売は前年同期比34%減、欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は39%減だった。フォード・モーターは2日に販売実績を発表する。

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