経営破綻のタイ航空、社長代行に石油公社前社長

アジアBiz
2020/7/1 22:00
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【バンコク=村松洋兵】会社更生手続きを申請したタイ国際航空は1日、新しい社長代行にタイ石油公社(PTT)前社長のチャンシン氏を選出したと発表した。2日付で就任する。現任のチャクリット氏は債権者であるサイアム商業銀行の取締役を務めており、利益相反が指摘されていた。

タイ航空の新しい社長代行に選出されたチャンシン氏

チャンシン氏は5月にタイ最大のエネルギー会社である国営PTTの社長を退任し、6月からタイ航空の独立取締役に就いた。財務省出身のチャクリット氏に代わり、経営再建の中心的な役割を担う。チャクリット氏は副会長職を続ける。

タイ航空は4月にスメート前社長が辞任して以降、社長職の空席が続いている。もともと業績が悪かったところに新型コロナウイルスが追い打ちとなり、5月末に会社更生手続きを申請した。

事業を継続しながら再建を目指すが、債務整理やリストラ策を盛り込んだ更生計画を作成し、債権者の同意を得る必要がある。

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