近畿景況感が悪化、見えぬ底入れ 日銀6月短観
[有料会員限定]
新型コロナウイルス禍が関西経済に引き続き深刻なダメージを与えそうだ。日銀大阪支店が1日発表した近畿2府4県の6月の企業短期経済観測調査(短観)によると、業況判断指数(DI)の3カ月先の見通しはマイナス39と足元よりさらに3ポイント悪化する。全国(マイナス34)よりも低い水準だ。追い風だったインバウンド(訪日外国人)の消滅が重くのしかかっている。
DIは業況が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答え...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1137文字
関連企業・業界