JT系、即席麺工場を譲渡 寿がきや食品に

2020/7/1 20:31
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日本たばこ産業(JT)傘下の食品メーカー、テーブルマーク(東京・中央)はこのほど、2021年6月に群馬県高崎市にある即席麺の工場を寿がきや食品(愛知県豊明市)に譲渡すると発表した。譲渡額は非公表。

同工場に勤務する従業員70人の雇用は維持し、寿がきや食品に転籍する見込み。

テーブルマークは即席麺「ホームラン軒」が人気商品だが、日清食品などライバル勢との競争は厳しさを増している。工場の売却で、経営資源をパックご飯や冷凍うどんといった主力事業に振り向ける狙い。

寿がきや食品は20年3月期の売上高が前の期比微増の166億円で、即席麺が主力事業のひとつだ。事業の拡大に向け、新工場の建設を含めて検討していた。即席麺はこれまで他社の協力工場で製造していた。新工場の取得で今後、商品開発を強化する。

テーブルマークと寿がきや食品は以前から事業提携している。今回譲り受ける工場は現在、テーブルマーク子会社で冷凍食品を製造する加ト吉水産(香川県観音寺市)が運営しており、寿がきや食品ブランドの即席麺も製造している。

工場の譲渡を経て21年7月以降は寿がきや食品が「ホームラン軒」の製造を担う。生産能力は1日あたり最大24.7万食という。

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