兵庫6月短観、10年半ぶり低水準 悪化は6期連続

2020/7/1 18:55
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景況感は2009年12月以来10年半ぶりの低水準に落ち込んだ(日銀神戸支店)

景況感は2009年12月以来10年半ぶりの低水準に落ち込んだ(日銀神戸支店)

日銀神戸支店が1日発表した6月の兵庫県の企業短期経済観測調査(短観)は、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が全産業でマイナス32だった。2009年12月以来10年半ぶりの低水準。前回調査から23ポイント低下し、11年3カ月ぶりの下げ幅だった。低下は6期連続。新型コロナウイルスの感染拡大で宿泊業など大半の業種で落ち込んだ。

製造業はマイナス37と20ポイント悪化。リーマン・ショックの影響を受けた09年6月以来、11年ぶりの低水準となった。低下は6期連続。需要低迷により自動車関連産業や鉄鋼業などの落ち込みが目立った。

非製造業はマイナス27で27ポイント悪化し、10年9月以来の低水準だった。外出自粛の影響を受ける宿泊サービス業はマイナス100だった。

3カ月後の先行き判断DIは製造業が4ポイント悪化のマイナス41、非製造業は2ポイント改善のマイナス25だった。日銀神戸支店の長江敬支店長は「(再び感染が拡大する)第2波、第3派が国内外で現実になると、従来の企業見通しから下ぶれる可能性はある」と懸念した。

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