「1票の格差」大法廷回付 昨年参院選、最高裁

2020/7/1 18:13
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最高裁第2小法廷(岡村和美裁判長)は1日、「1票の格差」が最大3.00倍だった昨年7月の参院選は投票価値の平等に反し憲法違反だとして、2つの弁護士グループが選挙無効を求めた一連の訴訟の審理を、大法廷(裁判長・大谷直人長官)に回付した。今後弁論を開き、年度内にも判決が言い渡される見通し。

訴訟は全国14の高裁・高裁支部に起こした計16件。判決は違憲状態の判断が2件、合憲が14件で、違憲はなかった。

最高裁は2010年(最大格差5.00倍)と13年(同4.77倍)の参院選を違憲状態とし、合区が導入された16年参院選(同3.08倍)を合憲と判断している。昨年の参院選は、定数6増(埼玉選挙区2、比例4)の公選法改正で、最大格差がわずかに縮小した。

大法廷は長官と14人の裁判官で構成され、憲法判断や判例変更をする際に審理が回付される。〔共同〕

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