オリンパスの消化器内視鏡、8年ぶりに刷新

2020/7/1 17:58
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オリンパスは消化器内視鏡を8年ぶりに刷新すると発表した。3日から国内で発売する。大腸や食道にできるがんなどの病変を効率よく見つけ、安全に治療できるよう支援する。世界シェア7割を握る消化器内視鏡の今後を占う製品になる。欧州とアジアの一部地域では4月に発売しており米国や中国でも承認を取得次第発売する。

オリンパスが国内で発売する消化器内視鏡の最上位機種「イーヴィスエックスワン」

1日の発表会に登壇したオリンパスの田口晶弘最高技術責任者(CTO)

消化器内視鏡の最上位機種「イーヴィスエックスワン」を日本市場に投入する。オリンパスの田口晶弘最高技術責任者(CTO)は1日の発表会で「医療事業の主力製品であり、オリンパス全体で見ても戦略的に重要な製品だ」と述べた。

画像処理装置と光源を一体化したユニットを刷新した。治療中に出血して赤く染まった箇所に隠れた出血点を確認したり、粘膜表面のわずかな凹凸や色の変化を強調したりして、微小な病変も見つけやすくした。今後は人工知能(AI)による診断支援の機能も追加していく考え。

オリンパスによれば国内では約3万3000台の消化器内視鏡が使われており、更新需要も大きいという。

オリンパスは営業利益の9割以上を医療事業で稼ぐ。2020年3月期は全社売上高の約80%を医療事業が占め、そのうち66%を消化器内視鏡が占めた。

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