乗り換え案内はAIロボ 近鉄が奈良の駅で公開

2020/7/1 18:30
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近畿日本鉄道は1日、大和西大寺駅(奈良市)に設置した人工知能(AI)搭載の2体の案内ロボットを公開した。乗り換え案内や駅ナカ施設の情報を提供する。近鉄は同駅を先端技術の実証実験の場と位置づけており、駅係員の業務負担軽減や利用者へのサービス向上に取り組む。

改札外では小型ロボット「リン」が乗り換えや切符の買い方を教えてくれる

改札外では小型ロボット「リン」が乗り換えや切符の買い方を教えてくれる

改札内に等身大の人型ロボット「アリサ」を設置。乗り換え客を中心に駅ナカ施設の案内などを行う。改札外では高さ40センチメートルほどの小型ロボット「リン」が乗り換えや周辺の観光情報を教えてくれる。どちらも日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語に対応する。

大型ディスプレー内の矢印で乗り換え先を示す

大型ディスプレー内の矢印で乗り換え先を示す

今後は利用者との対話記録をもとに改良を重ね、サービスの向上を目指す。近鉄総合研究所の川口翔也氏は「店舗情報などささいな質問もどんどんしてほしい」と話す。

大和西大寺駅は奈良線と京都線、橿原線が交差し、乗り換え含め1日に10万人以上が利用する。ホームを間違える乗客も多く、案内ロボットの活用で利便性を高める狙いだ。4月中旬には矢印で乗り換え先を表示する大型ディスプレーも導入している。

近鉄は同駅で先端技術を使った駅の新しい形を実験する。ロボットの他にも、車椅子利用者など介助の必要な乗客をカメラ映像からAIが認識し、駅係員に知らせるシステムなども導入している。

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