凸版印刷が空間演出サービス 五感刺激で集中力向上

働き方改革
2020/7/1 17:16
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凸版印刷は映像や香り、音などでオフィスの空間を演出し、五感への刺激で集中力を高めるサービスの販売を始めた。デジタルサイネージや香りを出す芳香機器などをスマートフォンで一元管理し、働く人の気分に合わせて演出を変化させる。企業の健康経営や働き方改革に注目が集まるなか、従業員のストレスを減らして仕事の効率を向上する方法として売り込む。

デジタルサイネージや芳香機器で空間を演出する(三井不動産が提供する共用オフィス)

サービス名は「ユアスペース」で、照明機器とデジタルサイネージ、芳香機器をセットにする。価格はオフィスの規模で見積もり、税別300万円から。2021年3月までに10拠点での導入を目指す。26年3月までに、デジタルサイネージなどの単体での受注も含めて累計で約10億円の売り上げを目指す。

高精細な4K映像を使ったデジタルサイネージと複数の香りを切り替える芳香機器、照明機器をスマホと連携する。スマホから気分に合った空間を選び、疑似的に環境を変化させる。海や寺をイメージした空間演出があり、集中力を高める。19年1月末から1カ月間実施した実験では、実際に被験者の集中力向上を確認できたという。

三井不動産が6月に東京都江東区で開設した複合施設「豊洲ベイサイドクロスタワー」内の共用オフィスで既に採用されている。今後、全国の小規模なオフィスや会議室、休憩室での導入を図る。

外部企業と連携して脳波や心拍を図る機器との連動も検討している。今後システムを構築し、心身の状態に合わせて自動で空間演出を変化させるサービスも目指す。

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