JAL、自動運転車椅子を世界初の実用化 羽田空港で

2020/7/1 17:15
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日本航空(JAL)は1日、羽田空港で世界初となる自動運転車いすのサービス運用を始めた。足の不自由な人や高齢者の利用を想定。指定した場所まで周囲の歩行者などを感知しつつ目的地まで乗客を運ぶ。車いすを押すスタッフがいらず、新型コロナウイルス感染防止の「ソーシャルディスタンス(社会的距離)」確保につながることも期待される。

日本航空がサービス運用を始めた自動運転車いす(1日、羽田空港)

電動車いすを開発販売するWHILL(ウィル、横浜市)が開発した自動運転車いすを使用する。羽田空港の保安検査場「B」近くに「WHILLステーション」と呼ぶ待機場所を設置し、3台導入した。

利用者は車いす後方の荷台に荷物を載せ、シートベルトを締めて乗車。備え付けられたタブレット状の端末から目的地を入力すると車いすが自動で動き乗客を運ぶ。到着後車いすは自動でステーションに戻るため返却の必要もない。無料で利用できる。

JALが利用する羽田空港の第1ターミナルは全長が約800メートルあり、空港内での移動に車いすを利用する乗客も多かった。JALは「JAL SMART AIRPORT」と題し最新技術を活用し待ち時間を減らし、空港での有意義な滞在時間を増やすなど空港サービスを刷新する取り組みを進めている。自動運転車いすの導入もこの取り組みの1つ。

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