国内新車販売、6月23%減 減少率は5月比で改善

2020/7/1 15:42
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自動車の業界団体が1日に発表した6月の国内新車販売台数(軽自動車含む)は前年同月比22.9%減の34万7371台だった。新型コロナウイルスの影響で9カ月連続で前年実績を下回ったが、緊急事態宣言の解除などもあり、同44.9%減だった5月からは改善した。

5月に比べれば販売状況は好転しているが…(6月、都内の販売店)

1~6月の累計でみると前年同期比19.8%減だった。国内の新車販売は新型コロナによる外出自粛などが響き、大幅な下落が続いている。3月までは中国や欧米に比べると販売への影響は限定的とみられていたが、緊急事態宣言が発令された4月は28.6%減に落ち込んだ。5月は東日本大震災後の2011年4月(47.3%減)に次ぐ水準を記録していた。

日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)がまとめた。登録車(排気量660cc超)は前年同月比26.0%減の21万4857台で、6月としては過去最低だった。軽自動車は17.3%減の13万2514台だった。

ブランド別ではトヨタ自動車の高級ブランド「レクサス」などを除いて、軒並み減少幅が縮小した。トヨタは22.9%減(5月は前年同月比34.2%減)、日産は21.3%減(同44.9%減)、ホンダは28.2%減(同45.1%減)だった。7割近い減少となっていたスバルも32.6%減となった。

「新型コロナの影響は続いているが、販売店への客も少しずつ戻っている」(自販連広報部)。関東の自動車販売会社社長も「郊外店ということもあるが、4~5月と比べてだいぶ回復してきた」と手応えを感じている。ただ、新型コロナは「第2波」なども懸念される。自動車各社は今夏以降も厳しい販売状況に直面しそうだ。

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