韓国輸出11%減 6月 自動車落ち込み響く

2020/7/1 11:05
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【ソウル=細川幸太郎】韓国政府が1日発表した6月の貿易統計(速報値)によると、輸出額は前年同月比11%減の392億ドル(約4兆2370億円)だった。新型コロナウイルスの影響で自動車の落ち込みが響いた。地域別では中国向けの輸出がプラスに転じたことで、5月の23%減から減少幅は縮小した。

主力産業のうち自動車や自動車部品の不振が目立つ(釜山港)=ロイター

輸出の主要品目を金額の大きい順にみると、半導体はスマートフォン市況の低迷などで前年比横ばいだった。一般機械は7%減、石油化学は12%減、自動車は33%減、鉄鋼製品は20%減となった。世界的に自動車工場が閉鎖された影響で、自動車部品が45%減と落ち込みが大きかった。

一方で、在宅勤務や遠隔授業の拡大でコンピューターの輸出は92%増と引き続き好調で、バイオヘルスも53%増だった。

地域別にみると、いち早く経済活動の再開に踏み出した中国向けが6月に9.5%増と6カ月ぶりにプラスに転じた。東南アジア諸国連合(ASEAN)向けは11%減、米国は8%減、欧州は17%減だった。国境封鎖が続くインドは54%減と大幅な落ち込みを記録した。輸出規制を巡って対立が続く日本は18%減と長期低迷が続いている。

輸入は11%減の355億ドルだった。4月に8年ぶりの赤字に陥った貿易収支は、輸入の減少によって36億ドルの黒字を確保した。

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