Netflix、現金の2%を黒人経営の金融機関に 約100億円

2020/7/1 2:37 (2020/7/1 5:22更新)
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ネットフリックスは現金の2%を黒人経営の金融機関に移す(写真はネットフリックスの画面)

ネットフリックスは現金の2%を黒人経営の金融機関に移す(写真はネットフリックスの画面)

【シリコンバレー=佐藤浩実】米動画配信ネットフリックスは30日、保有する現金の2%を黒人経営の金融機関に移すと発表した。金額で約1億ドル(約100億円)に相当する。銀行や基金を介して黒人コミュニティーに流れる資金が増えることで、起業など経済活動の活性化につながるとみている。寄付とは異なる不平等の是正策として関心を集めそうだ。

ネットフリックスは2020年3月末時点で約50億ドルの現金を保有しており、その2%として1億ドルという金額を決めた。まずは2500万ドルを米NPOが運営する基金「ブラック経済開発イニシアチブ」に、1000万ドルを米ミシシッピ州に本拠を置く「ホープ信用組合」に移す。

ネットフリックスは声明で「我々の成長に応じて、さらに多くの現金を割り当てることも計画する」と述べた。同社によれば、黒人経営の銀行が扱う資産規模は米国の商業銀行のなかで1%にとどまるという。企業が現預金の一部を移すだけでも状況が変わるため「他の大企業にも働きかけたい」とした。

同社では6月中旬、リード・ヘイスティングス最高経営責任者(CEO)が夫妻で黒人の高等教育支援に1億2000万ドルを寄付すると表明している。

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