NYダウ反落で始まる 利益確定売り先行

2020/6/30 22:56
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【NQNニューヨーク=川内資子】6月30日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落して始まった。午前9時35分現在、前日比41ドル07セント安の2万5554ドル73セントで推移している。前日に500ドル超と大きく上昇した後とあって、目先の利益を確定する目的の動きが先行した。この日予定されるパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言の内容を見極めたいとのムードも強い。

ニューヨーク証券取引所前=AP

全国人民代表大会(全人代)常務委員会は30日、中国政府が香港で統制を強める「香港国家安全維持法案」を可決した。米中関係の悪化への警戒感が改めて強まり、投資家の買い手控えにつながったとの指摘もある。

前日に大きく上げた航空機のボーイングが反落。前日夕に四半期配当の減額を発表した銀行のウェルズ・ファーゴも売りが先行している。原油先物相場の下落を受け、エクソンモービルなど石油株も安い。一方、四半期配当を維持する方針を示した金融のJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスは買われている。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に続伸して始まった。前日夕に発表した2020年3~5月期決算で売上高と1株利益が市場予想を上回った半導体のマイクロン・テクノロジーが大幅高。前日夕に4~6月期の売上高見通しの引き上げを発表した半導体のザイリンクスも買われている。

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