真宗大谷派の門首交代 ブラジル国籍の暢裕氏に

関西
京都
社会・くらし
2020/7/1 0:00
保存
共有
印刷
その他

真宗大谷派(本山・東本願寺、京都市下京区)の大谷暢顕門首(90)が30日に退任し、いとこでブラジル国籍の暢裕氏(68)が7月1日付で26代門首に就任した。同派の職員の新型コロナウイルス感染が確認されたため、交代に伴う儀式は行わない。

暢裕氏は、南米開教使となった父親と共に1歳の時にブラジルに渡り、サンパウロ大を卒業し同国の航空技術研究所に勤務。2014年に門首後継者に決まり、15年から京都で暮らしている。

真宗大谷派では、教団の在り方や財産処分を巡って大谷家と内局が対立した「お東紛争」を経て、暢顕氏が1996年に25代門首に就任。18年に軽度の脳梗塞で一時入院し、復帰後も一部の法要をこなすのが難しいとして、昨年8月に退任が決まった。門首は僧侶や門徒の代表で「象徴」的な地位とされ、宗祖親鸞の血を引く大谷家が世襲している。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]