関電社長、福井知事と面会 「信頼失墜、心から反省」

2020/6/30 19:58
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関西電力の森本孝社長は30日、福井県を訪れ、杉本達治知事と面会した。森本社長の福井県訪問は3月末以来、2度目となる。業務改善計画の進捗などについて説明し「地元の信頼を失墜させたことを心から反省する」とし、「社員の顔が見える形で地元の方の不安や疑問の声を聞き、答える活動を積極的に展開する」と話した。

福井県の杉本知事(右)と面会する関西電力の森本社長(30日、福井県庁)

関電が2020年中に県外で候補地を選ぶとしている使用済み核燃料の中間貯蔵施設について森本社長は「最優先すべき課題として全社を挙げて取り組んでいる。20年を念頭に具体的な計画地点を示せるよう、社長として私が強い覚悟を持ち、スピード感を持って取り組む」と話した。杉本知事は「20年はあと半年しか残っていない。具体的に形にしていただく時が迫っている」と応じた。

杉本知事は「体制だけではなく人を作ることに力を注いでいただきたい。まだ地元の信頼回復には及んでいない」と求めたうえ「原子力発電事業はさまざまな課題があるが、地元との信頼関係がなければ前に進むことはできないと肝に銘じていただきたい」とした。

さらに原発が立地する福井県南部の嶺南地域の振興について「地元の企業や経済を見ていただきたい。手伝うのではなく、一緒に街をつくる。プレーヤーとして参加してほしい」とした。

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