5月求人倍率、滋賀は5年半ぶり1倍割れ
コロナで宿泊業など新規求人減

関西
滋賀
2020/6/30 19:33
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厚生労働省が30日発表した滋賀県の5月の有効求人倍率(季節調整値)は0.93倍となり、5年6カ月ぶりに1倍を下回った。前月比で0.15ポイント低下した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、外出自粛や休業の要請が出され、宿泊業・飲食サービス業の新規求人が前年比73%減ったことなどが響いた。

滋賀県内では4月末に大津市内のリゾート型ホテルが自己破産を申請している。製造業では輸送用機器の新規求人が94%減となった。竜王町にあるダイハツ工場の一部休業を受けて関連企業の操業が停滞した影響とみられる。

関西6府県のなかで滋賀だけが1倍を割り込んだ。滋賀労働局は「求人は本社所在地の労働局に出されるため、県外企業の工場が多い滋賀は実際の雇用情勢よりは低い数値が出やすい。就業地別の有効求人倍率は1.13倍で関西全体の1.15倍とほぼ同じ水準にある」と指摘する。

滋賀の新規求職申込件数は4カ月連続で前年を下回っている。滋賀労働局は「企業は最近まで人材不足で苦労しており、何とか雇用を維持しようとしている。今後は自粛緩和の効果が出れば、有効求人倍率は下げ止まりを探る可能性がある」と予測している。

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