横浜市、IR誘致のコンセプト 感染症対策など追加

2020/6/30 18:15
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横浜市は30日、誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート(IR)に関し、コンセプトを示した「横浜IRの方向性」の修正案を公表した。市民意見などを踏まえ、感染症などに対する危機管理計画を定めることなどを追加した。一方、政府による基本方針の策定が遅れていることを受け、横浜市による「実施方針」やIR事業者の募集要項の草案公表は見送った。

修正案は30日に市議会の常任委員会で報告した。政府への申請期間が2021年1~7月で変わっていないため、横浜市による実施方針は予定通り8月に公表する予定だという。

IR施設内のMICE(展示会や国際会議)の経済効果を地域の商店や飲食店に波及させるほか、横浜が「アジアを代表するMICE都市」を目指すことなどを追記。カジノにドレスコードを設けるなど品位ある空間を保つことも盛り込んだ。

委員会では、IRの開業が2020年代の後半となるため「コロナ後の時代の観光のあり方を検討すべきだ」「コロナでスケジュールが厳しいことを踏まえるべきだ」といった意見が出た。平原敏英副市長は「IRが横浜に良い事業となるようにする」と述べた。

同市が3~4月に実施した意見募集(パブリックコメント)では、延べ5040人・団体から9509件の意見があり、一部を素案に反映した。

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