東大生の新常識「デキるやつほど起業する」
東大発スタートアップ(1)
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日本トップクラスの頭脳が集まる東京大学。卒業後は霞が関の官庁や大企業に行くのが王道と思いきや「優秀な人ほど起業する」のが今の東大の常識になっている。優秀な人材にとって「出るくい」を生かし切れない旧来型の大組織は魅力を失った。自ら会社を立ち上げ、社会課題の解決に真っ向勝負を挑んでいる。
自分の力で道切り開く
「新入社員として他の人と同じラインで競うのは嫌だ」――。東大発スタートアップ、TDAI Lab(東京・中央)の福馬...
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東京大学発のスタートアップが存在感を増している。2019年の企業数は268社と他大学と比べて群を抜く。東大発の起業家はなぜ増えているのか。そして彼らの強みは何か。既存の枠組みにとらわれず、自らの力で変革を起こそうとする東大生たちの姿を追う。
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