北海道大学長を解任 文科相、パワハラ認定

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北海道
2020/6/30 10:49
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萩生田光一文部科学相は30日の閣議後の記者会見で、同日付で北海道大学(札幌市)の名和豊春学長(66)を解任したと発表した。職員へのパワーハラスメントを認定した大学側の訴えをうけ、文科省内で検討を続けてきた。2004年度に国立大学が法人化した後、学長が解任されたのは初めて。

国立大の学長解任は、国立大学法人法に基づき大学の学長選考会議の申し出を受けた文科相が判断する。萩生田文科相は同法第17条第2項に規定する「その他役員たるに適しないと認めるとき」に該当するとして、解任を決めた。

名和氏は29日夜、札幌市内で記者団に、解任の処分通知を受け取ったことを明らかにしたうえで「処分の取り消しを求めていく」と述べた。同氏側は処分内容を把握した翌日から3カ月以内に文科相への審査請求が可能で、6カ月以内なら国に対して処分の取り消しを求める訴えを起こすことができる。

北大は職員からパワハラがあったとの訴えを受け、18年に選考会議の下に調査委員会を設けた。調査の結果、名和氏によるパワハラを認定し、学長を続けることは不適当と結論づけた。19年の同会議で解任に相当するとして文科相に申し出ていた。

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