ボーイング「737MAX」試験飛行 運航再開へ前進

2020/6/30 4:04 (2020/6/30 7:37更新)
保存
共有
印刷
その他

【ニューヨーク=中山修志】米連邦航空局(FAA)は29日、米ボーイングの小型機「737MAX」の試験飛行を開始したと発表した。同機は2度の墜落事故により2019年3月から運航が停止している。試験飛行により運航再開へ前進する。実際の再開判断には数カ月かかる見通し。

試験飛行を行ったボーイング機「737MAX」(29日、米ワシントン州)=ロイター

29日午前に西部ワシントン州のボーイング施設で最初の試験飛行を行った。試験はFAAとボーイングが共同で実施し、3日間続く予定。墜落事故の原因とされる「MCAS」と呼ぶ機体制御システムの動作や、異常発生時のパイロットの操縦方法の変更などを確認する。

試験飛行の内容の検証には数週間かかるとみられる。FAAは試験結果をもとに各国の航空当局とも協議し、運航再開を認めるかを判断する。

ボーイングは9月までにFAAから運航再開の承認が得られるとの見通しを示していたが、新型コロナウイルスの影響もあり試験飛行の準備に時間がかかった。航空業界では承認手続きが年末ごろにずれ込むとの見方もある。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]