タイ病院大手BDMS、中国平安保険系と提携

アジアBiz
2020/6/29 20:51
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【バンコク=岸本まりみ】タイ病院最大手、バンコク・ドゥシット・メディカル・サービシズ(BDMS)は29日、中国平安保険グループ傘下の平安健康保険と提携したと発表した。中国人患者がタイで医療サービスを受ける際の体制を整え、膨らむ医療ツーリズム需要を取り込む。

タイのバンコク・ドゥシット・メディカル・サービシズが運営するバンコク病院(バンコク)=三村幸作撮影

BDMSは健康診断やがん検診、整形外科手術、人工股関節や膝関節のインプラントなど、幅広い医療サービスを提供する方針。中国人患者がタイへの渡航時に必要な通訳や査証(ビザ)取得の手伝い、空港からの送迎なども手掛ける。

一方、平安保険側は保険加入者にBDMSのサービスを紹介することなどで協力する。平安健康保険のジェン・ヤン会長は「顧客に幅広い医療サービスや中国語通訳による安心な治療を提供できることは喜ばしい」とした。

BDMSはタイとカンボジアに計49の病院を抱える病院チェーン。外国人やタイの富裕層の需要を取り込んで成長してきた。2019年9月には同じく中国平安保険傘下のオンライン医療大手、平安グッドドクターと提携し、中国人患者向けの遠隔医療相談サービスの提供を始めている。

足元では新型コロナウイルスの影響でタイへの外国人の入国が制限されているが、規制解除後の中国人富裕層による医療ツーリズム需要をにらみ、中国平安保険グループとの提携範囲を広げる。

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