北関東もウィズコロナのビアガーデン 席数減や料理小分け

2020/6/29 19:07
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新型コロナウイルスの影響でオープンが遅れていたビアガーデンが北関東でも始まった。屋外での開催とはいえ、消毒の徹底や席数の削減に加え、料理をあらかじめ取り分けたコースを用意するなど各店とも感染防止に気を配る。「ウィズコロナ」を意識しつつ、夏の風物詩を楽しむことになりそうだ。

飲み物の提供はセルフサービスからスタッフの手渡しに変えた(東武宇都宮百貨店宇都宮本店)

東武宇都宮百貨店宇都宮本店(宇都宮市)は25日、9階屋上に「銀座ライオンビヤガーデン」をオープンした。同日の予約は8組だったが、7月にかけて予約は伸びているという。例年は大型連休前に始まるが、コロナ禍で外出自粛が続く中、開催を2カ月近く遅らせざるを得なかった。

実施にあたっては感染防止に気を配る。席数は通常の3分の2の約200席に減らし、ビールサーバーも来店客自身ではなくスタッフが操作するように改めた。声を張り上げなくても会話できるよう、音が大きな名物の滝も今年は流さない。支配人の中野純平さんは「会社員ら大人数の利用から、家族や友人同士など少人数での来店に需要が移る」とみる。

高崎高島屋(群馬県高崎市)も屋上ビアガーデンの席数を減らしたうえで、テーブル1卓あたりの席数を3席までとした。4人以上については2卓に分かれて利用してもらい、社会的距離の確保を求める。来店時は検温を実施し、37.5度以上の発熱がある場合は入店を断るという。

7月1日にビアガーデンを始めるつくば駅前のホテル日航つくば(茨城県つくば市)は会場を飲食店前のテラスから駐車場に変更した。200人収容できるが、定員を150人に抑え、客同士の間の距離をとれるようにした。団体予約はまだ数件で、例年に比べて出足は鈍いという。

家族連れを呼び込もうとユニークな取り組みを実施するのは、宇都宮グランドホテル(宇都宮市)だ。1日に始まるビアガーデンでは7~8月の土日を中心に特設ステージでサーカス団によるショーを計10回開く。コロナ禍で公演が中止となったサーカス団を支援する意味合いもある。

一方、感染リスクを考慮して開催に慎重な施設もある。JR水戸駅の駅ビル「エクセル」(水戸市)は感染防止策をとったうえで、開催できるか検討しているという。

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