兵庫県が新型コロナ追跡システム 7月10日から
メール・LINEを活用 場所・日時を特定

2020/6/29 18:55
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記者会見する兵庫県の井戸知事(29日、神戸市)

記者会見する兵庫県の井戸知事(29日、神戸市)

兵庫県は29日、店舗やイベントで新型コロナウイルスの感染者と接触した可能性があることを通知するシステムを、7月10日から運用すると発表した。利用者が店頭などに掲示されたQRコードをスマートフォンなどで読み込んでおけば、県がメールやLINEで注意喚起の情報を提供する。利用日や施設名も明示し、感染拡大の防止につなげる。

兵庫県内の飲食店や商業施設、ホテル、遊興施設などのほか、県内で開催される講演会や音楽会などのイベントなどが対象となる。阪神甲子園球場やノエビアスタジアム神戸、宝塚大劇場、姫路城、神戸市内の有名ライブハウスなどが導入を検討している。

まず店舗やイベント会場が県のシステムに登録し、県から送られてきたQRコードを店頭や会場内に掲示する。利用者が来場時にスマホでQRコードを読み取っておけば、同じ日に新型コロナの感染者が来場したことが判明したり、実際にクラスター(感染者集団)が発生したりした際に、県から注意喚起の通知が送られる。利用者の名前や住所などは県側に把握されない。

同様のシステムは大阪府などがすでに導入しているが、兵庫県によると、利用日や施設名を明示し、県が情報を精査した上で自ら発信する点が特徴だという。井戸敏三知事は29日の記者会見で「いかに多くの店に登録されるかで利用価値が高まる。業界団体などを通じて登録を働きかけたい」と述べた。

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