野村証券とマネフォ、資産管理アプリを共同開発

2020/6/29 19:21
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野村証券とマネーフォワードは29日、現在や老後の資産状況を把握できるアプリの提供を開始したと発表した。現在の収入や支出、年齢、金融資産など22項目を入力し、野村の年金研究所のノウハウや統計データを活用して、将来の資産寿命を算出する。銀行や証券など複数の金融機関で保有する資産を連携し、個人が資産形成のイメージを持ちやすくする。

アプリ名は「OneStock(ワンストック)」で、無料で提供する。野村に口座がなくても利用できる。マネーフォワードの技術を生かし、銀行や証券、年金分野などの口座残高や入出金情報を一元管理する。連携する分野は今後、保険や不動産などに拡大することを検討する。

個人の資産状況を可視化したうえで、金融資産額や資産組み入れ比率が似ているユーザーとの比較も可能にする。同機能など一部のサービスは、提供開始から約半年で月額550円(税込み)にする予定だ。

野村証券の池田肇常務は記者会見で「個人の資産形成意欲が高まる中、今の生活を続けると資産寿命がどれくらいかを知りたい潜在的なニーズがある」と語った。「チャットや対面での相談を求める声が上がれば、新たなサービス設計をする可能性がある」とした。

スマートフォン金融を巡っては、2021年度に複数分野の商品を販売する「金融サービス仲介業」が設立される見通しだ。マネーフォワードの神田潤一執行役員は新アプリについて「金融サービス仲介業の中でもしっかりと存在感のある取り組みになる」との期待感を示した。

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