トヨタ、世界生産5月54%減で過去最低 販売は回復

愛知
2020/6/29 14:10
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トヨタ自動車が29日発表した5月の生産・販売・輸出実績(トヨタ・レクサス車)によると、世界生産台数は前年同月比54.4%減の36万6千台だった。データのある2004年以降で、減少幅が過去最大。新型コロナウイルスの感染拡大により、国内生産が落ち込んだ。世界販売は米国や中国を中心に需要が回復しており、過去最低を記録した前月より減少幅は14.5ポイント改善した。

トヨタ自動車が29日発表した5月の生産・販売・輸出実績(トヨタ・レクサス車)はデータのある2004年以降で、減少幅が過去最大となった。

世界販売は31.8%減の57万7千台で、5カ月連続で前年実績を下回った。米国は個人向け販売が復調しており25.7%減の16万5千台と、4月(53.9%減、8万5千台)より大幅に改善した。中国は5月上旬の連休にオンラインイベントを開くなどして販促し、20.1%増の16万6千台だった。国内は緊急事態宣言により消費マインドが冷え込み、33.4%減の8万3千台だった。

トヨタは4~6月の世界販売を前年比4割減で計画しているが、「6月も5月を上回る回復を見込んでおり、計画は達成するとみている」としている。

世界生産も5カ月連続の前年割れだった。北米では5月11日以降段階的に工場を再開したが生産調整が続き、80.5%減の2万2千台だった。国内でも5月は世界的な新車需要の落ち込みに合わせて、15の完成車工場で2日間の非稼働日を設定。さらに5工場では最大5日間生産を止めており、57%減の12万3千台だった。輸出も連動して減り、54.1%減の7万6千台となった。

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