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米シェール老舗チェサピーク破綻 コロナで原油安響く

【ニューヨーク=中山修志】米シェール開発大手のチェサピーク・エナジーは28日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請し経営破綻した。新型コロナウイルスの影響による原油相場の下落で経営が悪化した。エネルギー業界の投資家離れも響き、資金繰りに行き詰まった。

3月末時点の負債総額は95億ドル(約1兆100億円)。法的整理によって約70億ドルの負債を削減する計画だ。ダグ・ローラー最高経営責任者(CEO)は同日の発表資料で「(法的整理によって)資本構造とビジネスをリセットし、財務の脆弱性を解消する」とコメントした。

同社は1989年に創業し、米南部オクラホマ州に本社を置くシェールガス開発の草分け的存在だ。近年は米国のシェールオイルの増産により主力の天然ガス価格が低迷し、経営不振に陥っていた。

2019年12月期の売上高は前の期比17%減の85億ドルとピークだった14年12月期の4割の水準まで減少した。原油安が重なった20年1~3月期は82億ドルの最終赤字となり、39億ドルの債務超過に陥った。

同社は5月、米証券取引委員会(SEC)に提出した資料で、連邦破産法11条の適用申請を検討していると表明。新型コロナの影響で資本市場へのアクセスが制限され、「年内に期限を迎える社債の償還費用が手当てできない可能性がある」と説明していた。

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