ポーランド大統領選、決選投票へ 現職首位も接戦に

2020/6/29 5:30
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【ベルリン=石川潤】28日投票のポーランド大統領選挙は、現職のドゥダ氏が4割程度の得票で首位となったもようだ。当選に必要な過半数には届かないため、2位の野党候補トゥジャスコフスキ氏との決選投票が7月12日に実施される。1回目の投票で分かれた現政権への反対票がまとまるため、決選投票は接戦になるとの見方が多い。

ポーランド大統領選挙で首位に立った現職のドゥダ氏。決選投票は接戦が予想されている=ロイター

出口調査によると、得票率はドゥダ氏が41.8%、トゥジャスコフスキ氏が30.4%。ポーランドの大統領は法案への拒否権を持つため、仮に野党候補が決選投票で勝利すれば、愛国的な保守与党「法と正義」による強権政治にブレーキがかかる可能性が高い。

選挙戦は当初、現職のドゥダ氏の再選が確実とみられていたが、新型コロナウイルスの感染拡大で予定されていた5月の投票が延期されると、情勢が一変した。野党が人気の高いワルシャワ市長、トゥジャスコフスキ氏に候補を差し替え、激しく追い上げていた。

現政権は欧州連合(EU)と難民問題や司法制度改革などで対立してきたが、トゥジャスコフスキは親EUの立場だ。7月12日の大統領選挙は現政権への事実上の信任投票となる。

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