ツイッターに携帯番号開示命令 なりすまし巡る判決

2020/6/27 7:27
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何者かが自分になりすましてツイッターのアカウントを開設したとして、神奈川県内の未成年の男性が、開設に使われた携帯電話番号の開示をツイッター社に求めた訴訟の判決で、東京地裁は26日、「開設は男性をおとしめる目的で悪質。投稿が違法なのは明らかだ」として開示を命じた。

インターネットに投稿した発信者の情報開示を巡って、ネット接続業者に携帯番号の開示を命じた判決はあるが、ツイッターなどSNS(交流サイト)の運営業者に命じるのは珍しい。

男性側の神田知宏弁護士は「女子プロレスラー木村花さんの死を受け、国はネット中傷被害の回復が容易になるよう電話番号を開示対象に含める議論を進めているが、裁判の判決が先取りをした格好だ」と評価した。

杜下弘記裁判長は、何者かが男性の名前と顔写真、学歴を使い、俗悪な印象を与えるアカウントを開設したと認定。「携帯電話の番号を使って認証し、登録をしたと推認できる」と指摘した。

総務省令は、開示できる発信者情報の範囲を氏名や住所、メールアドレスなどに限定しているが、杜下裁判長は携帯電話の番号を使ってやりとりするショートメッセージサービス(SMS)のアドレスとして、番号を開示すべきだとした。

ツイッタージャパンは「コメントを差し控える」としている。〔共同〕

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