新型コロナ、新規感染者が過去2番目 死者50万人に迫る

南西ア・オセアニア
中南米
2020/6/27 3:52 (2020/6/27 7:25更新)
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米国では経済活動の再開により感染者数が再び増加傾向に(23日、テキサス州)=ロイター

米国では経済活動の再開により感染者数が再び増加傾向に(23日、テキサス州)=ロイター

【サンパウロ=外山尚之】新型コロナウイルスの世界全体の1日あたりの新規感染者数は25日集計分で約17万8千人と、19日(約18万人)に次いで過去2番目の水準だった。経済活動の再開により米国で再び感染が拡大しているうえ、中南米やインドなど新興国でもペース鈍化の兆しはみえない。

感染拡大の傾向をみるための7日移動平均では25日に約16万人と最多を更新した。

米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、米東部時間の26日午後4時(日本時間27日午前5時)時点で世界の累計感染者数は968万2千人、死者数は49万1千人だった。同大は毎日、感染者数などを過去に遡って修正している。

米国の新規感染者数は約4万人で、ブラジルをわずかに上回り、世界最多となった。3番目のインドは約1万7千人で、3日連続で過去最多となった。

米国やインドでは経済活動の再開に伴い新規感染者数が増加しており、経済再開と感染抑止のかじ取りの難しさが浮き彫りになっている。ブラジルのサンパウロ州は26日、サンパウロ市などの一部地域で飲食店や美容院などが営業できる条件を満たしたと明らかにしたが、拙速な経済再開による感染増のリスクを避けるため、営業許可の判断を7月6日以降にずらすと発表している。

南米大陸では周辺国に比べてこれまで感染を抑え込んでいたアルゼンチンで新規感染者数が急増している。アルゼンチン政府は26日、首都ブエノスアイレス周辺地域で外出制限を強化すると発表。デフォルト(債務不履行)で低迷する経済のさらなる悪化は避けられない見通しだ。

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